ホッケー初日。楽しくてずっと滑り続けた!
「明日ホッケー?」
と何度も聞きながら、やっと水曜日になり、わくわくしながらスケートリンクへ行きました。
まずはどれだけ滑られるのか、コーチが見てくれました。
次男は、前年の冬に初めて村の凍った池で数回滑った程度、初心者でした。
氷の上を滑るというよりは走っているような感じでした。
ヘルメットをかぶり、スケート靴をはいて氷の上に立ってみると、意外とバランスよく立ち、転倒することはなく、嬉しそうに走り始めました。
ある程度氷の上を動けると確認したコーチは、歩行器(?)のような支えを持ってきました。
小さななサッカーゴールのような形をした支えで、次男が借りたのはプラスチック製でした。
次男は前に進むように、ひとり黙々と歩行器を押していました。
周りでは、子供たちがホッケーの練習をしていて、
みんな次男より大きな子ばかり、上手に滑っていたので、
「この子たちに混じれるのか?」
と心配にもなりました。
でも子どもたちが大きく見えたのはホッケーのプロテクターのせいでした。
練習後にプロテクターを脱いだ子どもたちは一回りも二回りも小さくて、幼稚園児もいたのです。
「こんな小さな子が中に入っていたのか」
と驚いたのを覚えています。
賑やかにキャーキャー騒ぎながら着替えたり、走り回ったりしている様子は次男と同じ幼稚園児そのもの。
「ここなら次男も楽しめそう」
と思えました。
この日次男は喜んで滑り続け、
「また来る!」
と次回のホッケーを楽しみにしていました。