チェコでホッケー始めました

5歳になるころにアイスホッケーを始めた次男の話です。チェコでのホッケー教室の様子や、成長していく息子の様子をつづります。

敵チームに入ることに。悔しさ堪えて試合に出場!

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火曜日だというのに、夕方から親善試合がありました。
ホームでしたので、うちのチームはメンバーが集まりましたが。。。
相手チームは選手が足りず、試合が成り立たない事に。

そこで、うちのチームから数人相手チームに貸し出されることになりました。

貸し出し要員に指名された中に、次男がいました。
そして、相手チームだと分かるようにユニフォームを裏返して着るように指示されました。

指示されても、ベンチに座ったまま動かない次男。
私が、ユニフォームを裏返すように言っても口をつぐんでムッツリしています。
そして、目にうっすらと涙が浮かんでいました。

「今日こそ、初得点入れるぞ」

と張り切っていた次男です。

そんな次男の思いを知っているだけに、私まで無念な気持ちになりました。
自分のチームで戦って、点を取りたいですよね。
次男のモチベーションはガクッと落ちたでしょう。

そんな気持ちをぐっとこらえ、入場ギリギリになって、ユニフォームを裏返す事ができた次男。

試合が始まると、徐々に相手チームに馴染んできたのか、次男は得意のバックスケーティングを始めました。
それに気がついた相手チームのメンバーが次男に話しかけてくれ、試合の合間に一緒に練習もしていました。

次男の顔にはもう悔しそうな表情はなく、笑いながら喋っていました。

試合 後に、次男は

「新しい友達が出来たよ」

と嬉しそうに話してくれました。

初得点はなりませんでしたが、違うチームで戦うという、今までにない良い経験ができた試合でした。